高齢者によくある食欲低下の原因とは?【5つの原因と解決方法】

この記事では、在宅介護によくあるトラブル『食欲低下』の原因と対策を解説します。

いつもと比べて食べる量が減っていると心配よね

そうですね。
色々な原因が考えられますが
一番心配なのは病気です。

目次

食欲低下で考えられる原因とは?

①何かの病気にかかっている可能性がある

細菌・ウイルスなどの感染症や消化管の病気

こころの病気による影響で食欲が低下することがあります。

  • 発熱がある
  • 感冒症状がある
  • 胃がムカムカする
  • お腹が痛い
  • 普段より活気がない

などの症状がみられていたり、普段と様子が違う場合は受診を検討しましょう。

『あれ?なんかいつもと違う?』という感覚は大切です。

②味覚が低下している

意外と見落としがちなのが『味覚』です。

口の中、特に舌の汚れが蓄積すると味覚を感じ辛くなります。

食事が美味しくないからと食欲が低下している方は、口の中を清潔にするだけでも食欲が改善することもあります。

③食事をするのに疲れてしまう

加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が低下すると食事をするのにも疲れてしまうことがあります。

肉などを噛むのが大変な時は一口大の大きさにカットしましょう。

カロリーやタンパク質が豊富なゼリーなどは、食べやすく量も少ないので

栄養補助食品などもおすすめです。

④便がたまっている

腸内に便やガスが溜まっていると、お腹が張って食欲も低下することがあります。

食事・生活習慣の改善、下剤の適切な使用によって排便コントロールを改善しましょう。

⑤同じ食事に飽きている

糖尿病や高血圧によって食事内容が制限されている方は

いつも同じメニューだから食べたくない』ということもあります。

しかし『毎回献立を考えるのも大変』というのが実際ですよね。

そんな方には宅配食がおすすめです。

『全国配送』

『キザミ食・ムース食』

『糖尿病食・塩分制限食・低タンパク食』

など様々な状態に合わせた宅配食もあります。

介護負担を軽減するためにも
一度試してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

病院勤務時代は消化器外科、循環器科を経験。
現在は訪問看護師として従事。
『介護について調べても情報が少ない』という声を聞き、ブログ運営を始める。

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